開幕して5日で雇用統計! 最初の荒波を乗りこなしたのは誰だ!?
8月31日から、ついに始まった第二回EA-1グランプリ。スタートしたその週末に、FX界最大の重要イベントである米国雇用統計を迎え、まずはこの第一関門で先頭集団が決まりそうです。
雇用統計は、結果の数値が予想より若干上回ったほどでサプライズはなく、特別感のある値動きは見られませんでした。USDJPYは、発表直後に約106.20円付近から106.40円付近まで勢いよく上昇し、そこから再び106.20円付近まで切り返しましたが、それ以降は上昇の流れを作り、その後に下げる展開となりました。
EURUSDも似たような動きで、発表直後から数分で約1.1850→1.1830→1.1850という行って来いを演じたものの、その後は下落の流れを強めました。
雇用統計前後のUSDJPY1分足
雇用統計前後のEURUSD1分足
1週間で6万円勝ち(100万円スタートに対して6%増)のEAが3つ!
そんな雇用統計後の相場にうまく乗って、首位に躍り出たのが、「Yavival G」(Sagi Jungle)でした。雇用統計発表後から積極的にスキャルを仕掛け、NYクローズまでに約40回のトレード。負けは小さく抑え(約3pipsが最大負け)、勝ちはコンスタントに3~5pipsを獲得しつつ、10pips超えも獲得するなどにより、約6万円の利益を積み上げました(通貨ペアはEURUSD)。
Yavival G
僅差で二位につけたのは、「ogityan_T」(モコ)です。こちらは首位と対照的に、雇用統計ではトレードせず、それまでに約6万円を稼いでいました(通貨ペアはEURUSD)。ちなみに、大会3日目には11万円勝ちにまで達していました。
ogityan_T
三位につける「SummerJumbo」(Alexa)も、雇用統計までにコツコツと積み上げてきたタイプ。スタート以来、毎日1~2万円の勝ちを続けていました。
それぞれタイプの異なるEAが、トップ集団を形成しているようです。成績上位10名は下記ランキングの通りで、10位でも3万円以上の利益を出しています。首位の背中がまだまだ見えている状況だといえるでしょう。
ちなみに、約50名でスタートし、米国雇用統計を含む第一週の重要関門を経過した時点において、30名がプラス収支でした。優秀なEAが揃っていることがうかがえます! 気になる最新の成績は、下記URLでご確認いただけます。
第2回EA-1グランプリ参加EAの最新成績一覧
成績ランキング・2020年8月31日~9月4日集計(9月4日NY市場クローズ時点)
順位 | EA名 | 開発者名 | 9/4クローズ時点 |
1位 | Yavival G | Sagi Jungle | ¥63,501 |
2位 | ogityan_T | モコ | ¥61,762 |
3位 | SummerJumbo | Alexa | ¥61,214 |
4位 | 鰹 -Katsuo- USDJPY | Fish水野 | ¥45,130 |
5位 | ouka | FX@MT4・MT5 | ¥42,441 |
6位 | EA-Beetle ore EURUSD M15 1.0.0 | EA-GON | ¥38,006 |
7位 | Pullback Preachers USDJPY 改 | cowpanda | ¥35,580 |
8位 | Sunrise – DualLogic – | のむしぃ | ¥33,200 |
9位 | staccato | System Creation (kei) | ¥31,980 |
10位 | Panda-Ace_USDJPY_M1 | Panda- | ¥31,921 |
8月の夏枯れ相場で、緊張感が薄れていましたが、9月初旬の米国雇用統計やレイバーデー(労働者の日)を通過し、相場に活気が戻ってきそうです。果たして、首位争いはどのようになっていくのでしょうか?
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